これから就活に取り組んでいこうかという大学生男性のなかには
スーツもこれから準備するという人や
普段スーツを着ることがない人だとスーツに関してわからないこともあるかも
しれません。
そこで、ここでは
「学生の男性が着るスーツはオールシーズンで何着必要か」
について紹介し、就活生におすすめのスーツの色や柄、ブランドなどについても
紹介します。
目次
大学生男性はスーツ何着あれば安心？
就活のためにスーツを準備する場合は
少なくとも２着はもっておく
のがおすすめです。
スーツは素材の繊維を回復させるために１日使用したら１日休ませてあげるのが
基本です。
１着しか持っていなくて続けて着ることになると繊維を休ませることができず
スーツが型崩れしやすくなってしまいます。
また、スーツが濡れたり、汚してしまったりした場合も１着しか持っていないと
クリーニングに出す暇がないという状態になってしまいます。
就活で第一印象はすごく大事になりますが、
・型崩れしたスーツ
・汚れたスーツ
を着ていたら好印象を与えることができなくなってしまうので、
そうならないためにもスーツは２着以上持っておくのがおすすめです。
男性大学生のスーツのおすすめ色は？
スーツ選びをする際の基準はいろいろありますが、
どのような色にするか
もその一つだと思います。
就活向けのスーツはリクルートスーツと言われますが、
「リクルートスーツの色はこの色である」
という定義は特にありません。
しかし、どのような色でもいいというわけではないので定番の色を把握しておく
必要があります。
ここではリクルートスーツの定番の色について紹介します。
一番メジャーな黒
リクルートスーツで最もメジャーな色になるのが黒です。
就職活動の場では多くの人が黒のスーツを着ているため、周囲から浮くことも
ありませんし、
ほとんどの業種や企業の面接で着用できます。
しかし、リクルートスーツの色で黒が主流になったのは2000年以降。
それまでは濃紺が主流であったため、
昔ながらの企業で、当時自分自身が濃紺のスーツで就活をおこなったという人が
面接官である場合は、
黒のリクルートスーツをあまり好まない可能性があります。
ただ、そういう人であっても現在は黒が主流であることを理解している人が
ほとんどなのであまり気にする必要ありませんし、
スーツを数着用意する場合、１着は黒を選んでおくのがおすすめです。
濃紺も定番
リクルートスーツの色で黒の他には濃紺も定番の一つです。
紺は誠実な印象や爽やかな印象を与えることができるので、
就活をおこなう大学生男性にはピッタリの色です。
濃紺がこうした印象を与えることができるのは、日本人の肌色と関係していて、
紺色は黄色がかった日本人の肌を引き立たせる効果があるからです。
黒や濃紺以外ならチャコールグレー
リクルートスーツの色と言えば黒や濃紺が定番ですが、
他の色も検討したいという男性の場合はチャコールグレーがおすすめです。
チャコールグレーは知的な印象を与えることができますし、汚れが目立ちにくい
というメリットもあります。
リクルートスーツでは黒や濃紺を選ぶ人が圧倒的に多いですが、
ビジネスシーンではチャコールグレーは定番の色です。
よって、チャコールグレーのスーツであれば就職してからもビジネススーツとして
着用できます。
また、フォーマルな印象を与える色なのでビジネス以外でもいろいろなシーンで
着用ができます。
男性大学生のスーツでおすすめの柄は？
スーツの柄には無地の他にも
・チェック
・ストライプ
・ヘリンボーン
などいろいろな柄がありますが、
男性大学生が就活の際に着用するスーツの柄は無地
がおすすめです。
無地がおすすめである理由は、日本企業の採用担当者のなかには
「リクルートスーツは無地であるべきだ」
「就活生はスーツの色や柄で個性を主張するべきではない」
という考えをもっている人が多いというのが現状であるからです。
もちろん無地以外のスーツであっても問題ないという企業もありますが、
基本的には無地を選んでおくのが無難です。
ワイシャツ選びの注意点
これからスーツを用意する大学生男性であれば
「一緒にワイシャツも必要」
という人がほとんどだと思いますが、就活のためにワイシャツを選ぶ場合に
注意すべき点があります。
色は白を選ぶ
就活のスーツの色に黒や濃紺などの定番がありますが、
ワイシャツの場合は白色が定番
白いワイシャツは清潔でさわやかな印象を与えることができるので、
就活生にはピッタリの色です。
しかし、白は汚れが目立ちやすいので注意が必要です。
長袖が基本
ワイシャツには長袖と半袖があるので、暑い時期であれば
「半袖を選ぼうかな」
と思う人もいるかもしれませんが、
就活の場では長袖のワイシャツ
が基本です。
現在ではクールビズという言葉がすっかり浸透していますが、以前のビジネスシーン
では腕の部分を露出するのはマナー違反とされていたため、
就活時で半袖OKと許可が出ている場合を除いては長袖を選んでおくのが無難です。
ボタンダウンシャツはNG
ワイシャツにはいろいろな種類があって、その一つにボタンダウンシャツと呼ばれる
ものもあります。
ボタンダウンシャツとは、左右の襟先にボタンがついていて襟先とシャツをボタンで
留めることができるようになっているタイプのワイシャツです。
襟先をボタンで留めることができるため、動いた時に襟が顎に当たるのを防ぐことが
できますし、襟元が崩れてしまうのを防ぐこともできます。
ボタンダウンシャツはこうしたメリットもありますが、カジュアルな印象を与えるた
め、結婚式の２次会やパーティーなどにはすごくおすすめですが、フォーマルな恰好
を求められる就活では控えるべきです。
スーツのシャツにボタンダウンシャツを着たい！着用しても良い時は
ワイシャツは何枚あると安心？
白くてパリッとしたワイシャツは清潔で爽やかな印象を与えることができます。
しかし、ワイシャツがヨレヨレだったり、汚れていたりすると不潔な印象やだらしな
い印象を与えてしまうので、
常に良い状態のワイシャツを着用できるように準備しておく必要があります。
就活でワイシャツを毎日着たり、何社もまわったりすることを考えると
少なくとも３、４枚くらいは用意
しておいた方がよいでしょう。
大学生男性におすすめのスーツブラン
これからスーツを購入するという人のなかには
「どのようなスーツを選べばいいのかよくわからない」
という人もいると思いますが、そういう人はまずは
どういったブランドが人気を知り、
そのブランドの特徴を知ること
がおすすめです。
そこで、ここでは大学生におすすめのスーツブランドとメンズスーツについて紹介
します。
ザ・スーツカンパニー
ザ・スーツカンパニーは、青山商事が展開するスーツブランドです。
１０代、２０代といった若者向けのブランドであるため、若者にピッタリの絶妙な
シルエットが特徴です。
ザ・スーツカンパニーのFIT２つボタンスーツは、コンパクトフォルムなのに窮屈さを
感じないというシルエットと着心地の良さのバランスが抜群でおすすめです。
スーツセレクト
スーツセレクトはコナカグループが運営し、百貨店を中心に全国１５０店舗以上の
店舗を展開する大手スーツブランドです。
若い年齢層をターゲットとしていることもあって、おしゃれなスーツを安く購入する
ことができるため、大学生男性にもおすすめです。
スーツセレクトの２ボタンシングルスーツは、シャープなシルエットながら動きやすい
スーツで、
スポーツのインナー素材に使用されている素材を使用するなど頑丈さもおすすめ
ポイントです。
オンリー
オンリーは京都のテーラーが創業のブランドで、全国に６０店舗以上
展開しています。
オンリーは２つ設定価格のなかから選べるツープライススーツのパイオニア的な
ブランドで、リーズナブルながら上品質なスーツが特徴です。
オンリーのシングル２ボタンノータックスリムパンツは、ブリティッシュベーシック
モデルで通常よりもウエストの位置が高くてフォルムが構造的なので、
若い世代の男性にもおすすめです。
まとめ
大学生の男性が着るスーツはオールシーズンで何着必要かについて紹介し、
就活生におすすめのスーツの色や柄、ブランドなどについても紹介しました。
就活では、短い時間のなかで好印象を与えることが大切になります。
そんな状況のなかで相応しくないスーツを選んでしまったり、きちんと着こなすこと
ができなかったりして、マイナスな印象を与えてしまうことは避けたいものです。
そうならないためにも、スーツは何着用意しておき、どんなスーツを選ぶべきかを
しっかりとおさえておきましょう。
