恋愛において失恋はつきものです。
しかし、実際に失恋を経験すると本当につらいものですし、
自分でもどうしたらいいかわからなくなってしまう人も
少なくないでしょう。
ここでは、
「失恋がつらい」
「助けてほしい」
という人の気持ちを少しでも和らげるためのヒントになるように
「失恋するとどうしてそんなにつらいのか」
という理由をあらためて紹介し、失恋がつらい時に避けるべき行動
などを紹介していきます。
目次
失恋がつらい理由
まず、失恋するとどうしてこんなにもつらいと思うのかについて紹介します。
「失恋がつらい理由をどうしてわざわざ知らなければならないの?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、漠然と失恋してつらいと思っているよりも、
どうしてつらいのかを深掘りして客観的に自分の気持ちを整理した方が
つらい気持ちから抜け出しやすくなります。
自分自身の全てを否定された気分になるから
片想いの相手から交際を断られたり、
付き合っていた相手から別れを切り出したりされると、
まるで自分自身の全てを否定された(拒絶された)かのような気分になって
しまうものです。
楽しい思い出が頭をよぎるから
恋人と別れた人なら
・恋人のいい部分
・付き合った頃の楽しかった思い出
などがたくさんあるでしょうし、
片想いの人とうまくいかなかった人でも
・好きだった相手と話したり
・見ているだけでも幸せな気分になったり
するなど楽しい思い出があると思います。
こうした楽しかった思い出は忘れようとしてもどうしても
頭をよぎるものですし、楽しかった思い出がたくさんあればあるほど
失恋した時のダメージは大きいものです。
イメージしていた未来がこなくなるから
片想いだった人なら好きになった人と付き合った時のことを
いろいろイメージしたことがあると思いますし、
付き合っていた人なら恋人との将来についていろいろイメージしたことが
あると思います。
そんなイメージした未来も今後やってくることはないと思うと
先のことについて何も考えたくないという気持ちになってしまうでしょう。
失恋がつらい 助けてほしい時に避けるべきこと
「失恋がつらい」
「助けてほしい」
という気持ちが続くと
「もう耐えられない」
「この状況から逃れたい」
という気持ちも強くなり、何らかの行動を起こそうとする人も多いでしょう。
行動を起こすこと自体は悪いことではありませんが、
避けた方が良い行動もあるので注意しましょう。
無理やり恋人をつくろうとする
本当に好きになった人ができたのであれば次の恋愛に進むのは
全く問題ありませんが、
失恋がつらいからといって、
忘れるために無理やり恋愛しようとしたり
恋人をつくろうとしたりすると、
自分とは合わない相手を選んでしまう可能性が高くなってしまいます。
失恋した相手に執着する
好きになった人は簡単に忘れることができるものではありません。
しかし、失恋した相手にいつまでも執着していても
自分が傷つくことの方が多いですし、
相手のSNSをチェックしたりして気づかないうちにストーカーみたいに
なってしまうなんてこともあります。
自堕落な生活を送る
失恋すると何も手につかないという気持ちになるかもしれません。
しかし、自暴自棄になって自堕落な生活を送ってしまうと、
立ち直るきっかけや新たな恋愛のチャンスを逃してしまいます。
失恋がつらさは時間が解決する?
失恋がつらくてひどく落ち込んでいると、
「一生立ち直れないかも」
と思う人もいると思います。そんな時に友人などから
「時間が解決してくれるよ」
と励まされてもそんなわけがないと思うかもしれません。
しかし、全てを解決してくれるわけではありませんが、
時間が解決してくれる部分があるのも事実です。
一般的には3~6カ月くらい
どれくらいの期間で失恋から立ち直れるかは、
・その人の性格
・失恋の仕方
・本気度
などによって異なってきますが、
多くの人は3~6カ月くらいの期間で事実を受け入れて
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「前を向いていこう」
「次の恋愛を頑張ろう」
と思えるようになるようです。
1年くらいかかることも
多くの場合は3~6カ月くらいで失恋から立ち直ると紹介しましたが、
付き合った期間が長かったり、
ひどい別れ方をしたりしたケースでは
立ち直るまで1年くらいかかってしまうことも珍しくありません。
落ち込む時間は無駄?
失恋してつらい思いから立ち直るのにはそれなりの時間が必要です。
失恋して落ち込む時間は無駄に思うこともあるかもしれませんが、
失恋して落ち込んだり悩んだりした経験は
次の恋愛に必ず活かすことができますし、決して無駄ではありません。
「失恋がつらい」「助けてほしい」から抜け出せない人の特徴
失恋のつらさから抜け出すためにはそれなりの期間がかかるもので、
その期間は決して無駄ではないということを紹介しましたが、
必要以上に時間がかかってしまうと
いつまで経っても次の恋愛に進めませんし、精神的にも良くありません。
以下のような人は失恋のつらさからなかなか抜け出せない傾向があるので
注意が必要です。
相手に依存する
信頼できる人や好きな人に対して依存してしまう傾向がある人は
失恋した相手に対しても執着してしまい、
つらい気持ちからなかなか抜け出すことができません。
自己肯定感が低い
自己肯定感が低い人は、失恋の原因が自分自身にあると
自分を必要以上に責めてしまい、
なかなか前向きな気持ちになれません。
アプローチが苦手
初対面の人と仲良くなることや、
好きになった人に対して積極的にアプローチするのが苦手だという人は、
この恋は絶対に成就させたいという思いが人一倍強かったと思いますし、
次の恋愛に進むのも自分は難しいと考える傾向があるため
なかなか立ち直れません。
一人の時間の楽しみ方を知らない
「恋人や友人などと常に一緒につながっていたい」
「一人だと何していいかわからない」
というように
一人の自由な時間の楽しみ方を知らない人が失恋すると
喪失感が大きくひどく落ち込んでしまいなかなか立ち直れません。
失恋は悪いことばかりではない?
失恋はつらいものですし、自ら好んで経験したい人はいないと思いますが、
失恋を経験することで得られるものもあります。
そうしたものにフォーカスすることで、
つらい気持ちも多少和らげることができるでしょう。
異性の気持ち分かる
男性と女性とでは恋愛に対する考え方や価値観が異なることも多いですし、
異性にはなかなか理解できない部分も少なくありません。
しかし、好きになった異性と真剣に向き合うことで、
異性の気持ちが少しでも理解できるようになっているでしょう。
恋愛経験値が上がる
恋愛中のことを振り返ってみると
「もっとこうしとけばよかった」
「どうしてあんなこと言ったのだろう」
というように後悔することもあると思います。
また、
「こういうタイプの人とは自分は上手くいかないのかも」
といった発見もあるかもしれません。
そうした経験は糧となって今後の恋愛に活かすことができるでしょう。
自分自身を見直すきっかけになる
恋愛に夢中になっていると、自分でも思いがけないような言動をしてしまう
ことがあります。
失恋した後に自分自身を見つめ直してみると
「束縛しすぎたかも」
「相手の気持ちを考えずにアプローチし過ぎたかも」
というように反省点や自分の恋愛中の傾向が見えてくると思います。
そして、
改善すべきだと思う点は改善していけば人として成長することができますし、
今後の恋愛にも活きてくるでしょう。
まとめ
失恋するとどうしてそんなにつらいのかという理由や
失恋がつらい時に避けるべき行動などを紹介しました。
失恋は本当につらいものですが、
時間が解決してくれる部分もありますし、
失恋を経験したからこそ得ることができるものもあります。
失恋中に冷静に考えるのは簡単なことではないかもしれませんが、
「失恋がつらい」
「助けてほしい」
と悩んでいる人は、こちらを参考にして自分の気持ちを一度整理してみては
いかがでしょうか。