面接時の身だしなみは評価の対象として、重視されています。
就活・転職でのスーツ選びは、実は中に着るシャツもとても重要です。

特に女性は男性と違い、ネクタイがないのでシャツの着こなしは気をつける必要があります。
面接時の見た目で、自分の評価や印象が左右されてしまいます。

・就活・転職先のイメージに合うか
・面接時に自分は相手にどんな印象を与えたいのか

そのキーアイテムの一つが「シャツ」

レディースにもシャツ選びには様々なポイントがあります。
面接と証明写真で、別々のタイプのシャツを選ぶ就活生も多いようです。

それだけ、シャツを重要視しているのはやはり少しでも相手に良い印象を残したいからで
しょう。しっかりとビジネスマナーを身につけて自信を持って挑みましょう!

スーツのシャツ ボタンマナー

男性女性スーツの下に着るシャツにはマナーがあり、就活・転職の際はビジネスマナーを
守る必要があります。

ビジネスマナーとは、様々な人達と円滑に仕事を行っていく上で必要な礼儀作法のことで
す。相手を不愉快にさせないための基本的なマナーであり、身だしなみは特に大切なビジ
ネスマナーの一つです。

就活・転職

シャツのボタンは第一ボタンまで留める

ビジネスにおいて、シャツのボタンは男女ともに第一ボタンまで留めるのがマナーです。
ネクタイの有無も関係ありません。
ボタンを外していると、だらしない印象を持たれてしまいます。

これは、身だしなみで最も大切なことでボタンを外していただけで、印象が一気に悪く
なってしまうこともあります。

女性の場合、スキッパーカラーで第一ボタンがない場合は留める必要はありませんが、ス
キッパーカラーは、胸元がはだけているとだらしない印象を与えてしまうので注意しましょう。

また、男性のボタンダウンのシャツはカジュアルなシーンで着用するシャツで就活・転職では
マナー違反です。元々、ボタンダウンはスポーツ用のシャツなので、ネクタイを着けていたと
しても、ボタンダウンのシャツは避けましょう。

ボタンダウンシャツの着用の参考にぜひこちらもご覧ください。
「スーツのシャツにボタンダウンシャツを着たい！着用しても良い時は」

転職の場合

転職の場合も基本的には男女ともに白いシャツが無難です。

ただし、女性の場合は白いシャツにダークスーツを合わせると就活生のようになるので、その場
合は白、淡い色のカットソーや控え目なフリルやドレープのついた白いシャツが清潔感があって
おすすめです。どちらも無地を選びましょう。

面接の場合

必ず第一ボタンまで留めます

第一印象は15秒で決まると言われています。

面接時には、必ず第一ボタンまで留めて行きましょう。
第一印象で悪い印象を与えてしまうと、
面接の評価も下がってしま可能性もあります。



最初に与えてしまったマイナスな印象は中々、覆ることはあまりありません。
第一印象で好印象を与えられるように、しっかりマナーを守り面接に挑みましょう。

履歴書の写真

シャツは印象を左右する重要なアイテムです。

女性は襟の形で印象が変わってきます。

自分が相手に与えたいイメージに合うシャツを選びましょう。

元気でアクティブなイメージを与えたい方には、襟の開いたスキッパーシャツがおすすめです。
顔周りがすっきりと明るく見えて活発な印象を与えます。

スキッパーシャツを着用する場合、メーカーや企画、商社、広告、クリエイティブ、営業、
サービス、エンタメを希望している方が向いています。

だらしない印象を与えてしまうので、襟元が開きすぎないように気をつけましょう。

上品できちんとしたイメージを与えたい方は、レギュラーカラーのシャツをおすすめします。
スタンダードなシャツなので、真面目で誠実な印象を与えます。

金融、教育などの堅い業界から柔らかい業界まで全ての業界で着用できます。

ただし、マイナスな印象を与えないように必ず第一ボタンは留めて撮りましょうね。

シャツの一番上のボタン、第一ボタンとは

レギュラータイプのシャツの場合、ネクタイをしない女性も第一ボタンを留めるのがビジネスマ
ナーであり基本です。



第一ボタンを開けていたり、襟をスーツの外に出してしまうとだらしない印象を与えてしまう上に、
ビジネスマナーを知らないのだと、評価も下がります。
レギュラータイプの着用時には必ず第一ボタンまで留めましょう。

ワイシャツの第一ボタン

ビジネスにおいて、シャツは第一ボタンまで留めておくのがマナーです。
ネクタイの場合も必ず、
第一ボタンは留めましょう。


ネクタイを締めていても、ボタンが開いているとイメージは悪くなってしまいます。

全てのボタンを留めてから、ネクタイを締めるようにしましょう。

シャツ、ワイシャツの基本的なマナーには

どんな職種でも基本的なビジネススーツのインナーは白いワイシャツです。

ボタンに関しては職場環境や職種により大きく異なります。

デザインやシルエット

・スキッパーシャツ
・レギュラーカラー

ビジネスシーンでは女性のシャツは、スキッパーシャツかレギュラーカラーのシャツの2種類が
一般的です。

襟のないインナーは場合によってはマナー違反になるので襟つきのシャツが無難でしょう。

下着が透けてしまうものや派手すぎるものもNGです。

男性の場合はレギュラーやセミワイドの襟が使いやすく好印象です。

カジュアル過ぎないデザインを選ぶようにしましょう。


男女ともにシャツの襟は見た目の印象を左右する重要なポイントです。


第一ボタンを留めると苦しい方は、シャツのサイズが合っていません。

首元に指一本が入るくらいの余裕があるサイズを選びましょう。


ボタンの色、かがりの糸の色

日本のビジネスシーンでは、シャツの色はホワイトかサックスブルーが一般的です。
柄を選ぶ場合はストライプが爽やかな印象を与えます。


ストライプは幅が広くなるほど、カジュアルになるので幅が細いピンストライプやペンシ
ルストライプがおすすめです。

ボタンの色やボタンかがりの糸の色は、シャツと同系色の目立たない色が良いでしょう。

あまりデコラティブなものは知的な印象がなくなり、ビジネスシーンには不向きです。

基本的にシャツの色と同じ色のボタンとボタンホールを合わせます。

シャツを着用する時は

男女ともにスーツのジャケットの下には、基本的に長袖を着用しましょう。

ジャケットを脱いだ時に、肌の露出がない長袖の方が印象は良くなります。

クールビズを実施している企業では、半袖シャツがOKなところがほとんどのようです。


また、ノーネクタイを指示された場合は第一ボタンは開けていても大丈夫です。

その場合、襟がきちんと立っているか見た目に気をつけましょう。

シャツの裾は就活・面接ではスカートやパンツの外に出すのでなく、中に入れる方が正しいです
が、仕事の時などシャツの裾のデザインがストレートな場合やシャツの裾を出してもだらしなく
見えないデザインであれば出して着用することもあります。

身だしなみはビジネスシーンにおける重要なマナーの一つです。
自分の身だしなみで企業の印
象まで左右されてしまうこともあります。

身だしなみとは相手を尊重する気持ちを、服装や言動で示すことです。
相手がどう感じるのか、
それを考えて身だしなみを整えられることが相手への誠意であり、思いやりにもなります。

人は外見で他人を判断します。


好印象を与えるために、社会人としてしっかりと身だしなみというビジネスマナーを身につけ
ましょう。