・Tゾーンがテカリやすい
・乾燥肌
・目の下や頬が乾燥する
・春、夏、冬など季節の変わり目
そんな時に必須なのが「化粧下地」
下地を使うだけでファンデーションを綺麗に仕上げやすく、化粧直しも少なくしてくれます。
いざ化粧下地を購入しようとする「プライマー」「下地」呼び方の違う化粧下地があり、
どちらもファンデーションの下に使うという用途は同じです。
「プライマー = 下地」?
そこで化粧を自分の思い通りに仕上げることに大切な化粧下地、「プライマー」「下地」
ただ呼び方が違うだけなのか、用途や効果も違うのかと思い調べてみる事にしました。
目次
プライマーと下地の違い
「このプライマーがおすすめ!」などとネット記事やSNS、口コミサイトに載っています。
そもそもプライマーとはどういう化粧品なのでしょうか。
プライマー
プライマーとは、工事現場で使われるプライマーと同じように「下地」という意味があり、
化粧品のプライマーも同じく「下地」という意味があります。
メイク前にプライマーを使う理由としては
・メイクの仕上がりがきれい
・メイクの崩れを予防する
・肌のくすみを飛ばしてトーンを明るくしてくれる
これらの理由が多く、これらの利点にプラスして
・肌の凸凹をきれいにしっかり整えてくれる
・肌の質感をすべすべに美しく仕上げてくれる
この5点がプライマーの特徴です。多くの「女性がプライマーはおすすめ!」と言っている
理由がわかりますね。いいこと尽くしなのです。
下地
では下地にはどのような特徴があるのでしょうか。
・ファンデーションのノリをよくする
・肌のトーンを整えるてくれる
・メイク崩れを予防してくれる
これらが下地の主な特徴です。
プライマーと下地
プライマーと下地重なる部分もありますが、基本的にはどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれの得意なことを紹介していきます。
【プライマーの得意なこと】
・肌の凸凹を整えてくれる
・保湿効果がある。
・肌にツヤ感を出してくれる
【下地の得意なこと】
・ファンデーションのノリをよくしてくれる
・皮脂のテカリなどを予防してくれる
・化粧崩れを予防してくれる
それぞれこのような得意なことが見比べた際に存在します。
・今はやりのツヤ感のある肌に仕上げ、保湿もしっかり行いたいのであれば「プライマー」
・化粧崩れや肌の皮脂テカリを防止したいのであれば「下地」
どうしたいかで選択すると理想の肌作りに近づきます。
また、プライマーと下地はそれぞれのメリットを生かし、ファンデーションの下地として
一緒に使うこともできます。
皮脂が気になる部分へ、下地を使い予防し、全体的にツヤ肌に仕上がる、毛穴が気に
なる部分にはプライマーを使うと仕上がりが綺麗です。
プライマーと下地の違い:成分
プライマーと下地の主な成分に違いはあるのかと思い調べてみましたが、特に変わりは無いように
感じます。しかし、さらっとした水分量の多い下地と、保湿力の高いプライマーではうるおい成分が
多いのはプライマーのように感じます。
プライマー・下地の選び方
プライマーや下地には
・液体
・クリーム
・ジェル
・固形
・シリコン
5種類ほどの様々なタイプがあります。
自分にあったものをどう取り入れればよいのか迷ってしまいますよね。
では、それぞれのタイプでもプライマーと下地に違いがあるのかというと
プライマーと下地:液体タイプの違い
液体タイプではプライマーも下地もさほど違いが無く、特徴としては
・着け心地がさらりと軽やか
・伸びが良い
・肌なじみがいい
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などがあります。
全ての肌質に合いやすいため、プライマー初心者の方には液体タイプから取り入れてみる
事をお勧めします。
カバー力が低いものが多いですが、特にオイリー肌で悩んでいる方にはおすすめです。
また、混合肌によって気になるTゾーンに部分的に利用するという方も多いみたいですね!
液体タイプは万能なようです。
プライマーと下地:クリームタイプの違い
クリームタイプのプライマーも下地も特徴はほとんど同じです。
・肌にしっかりと密着
・液体ほどではないが伸びがいいものが多い
・肌がしっとり仕上がる
クリームタイプのプライマーはしっかりと肌に密着し、伸びもよく肌をしっとりと整えて
くれるため、混合肌から乾燥肌の方におすすめです。
化粧水や乳液などで肌を整えた後クリームタイプのプライマーや下地を塗ることでさらに
保湿をし、肌のトーンアップまで行ってくれます。
液状のように部分使いにもおススメで、乾燥が気になる所に塗るのもとてもいいでしょう。
UVカット製品も最近はとても多くなってきました。
プライマーと下地:ジェルタイプの違い
ジェルタイプのプライマーも下地も特徴はほとんど同じです。
・肌にしっかりと密着
・塗った瞬間に液状になり伸びがいい
・肌が潤いしっとり仕上がる
クリームタイプと同じように混合肌や、乾燥肌の方におすすめです。塗った瞬間に液体の
ようにすっと溶けていくものが多いため、クリームタイプよりも伸びが良く肌をしっとり
と仕上げてくれます。
またクリームタイプより潤い成分も多く保湿効果もとても高いです。
プライマーと下地:固形タイプの違い
固形タイプのプライマーも下地も特徴はほとんど同じです。
・保湿力が高い
・もっちりとした肌へ仕上がる
こっくりとした着け心地のため、スキンケアで保湿した肌をさらにしっかりと守ってくれ
る使用感です。
伸びはそんなに良くないですが、肌のカバー力はしっかり。
特に乾燥肌の方におすすめされています。そして冬の空気の乾燥が気になる時期などに期
間限定で使用する方も多いようですね。
プライマーと下地:シリコンタイプの違い
では最後にシリコンタイプはどうなのでしょうか。
固形タイプのプライマーも下地も特徴はほとんど同じです。
・肌の凸凹をなくし綺麗な肌を作ってくれる
・毛穴をしっかり隠す
最近は「ノンシリコンシャンプーが髪にやさしい!」と言われていることもあり、直接肌
に塗るシリコンプライマーは肌に悪いようなイメージをみなさん抱いていますよね。
シリコンはそもそも他のプライマーと違い肌の凸凹に悩んでいる方におすすめです。
毛穴にしっかりと入り密着し肌の凸凹を一気に毛穴フリーの肌に作り上げてくれます。
最初化粧下地を使う時、顔全体にテカリに特化した下地を使用していたのですが、
目の下や頬がどうしても乾燥し3時間もたつと突っ張るような感じになりました。
そこで、テカリは防止したいので目の下や頬にはプライマー、鼻周りはテカリに特化した
下地を使用する事にしました。
すると目の下や頬はプライマーの方が1日乾燥はを感じることが少なくなりました。
化粧直しの少なさ = 化粧持ちが良い = 崩れにくい
毛穴や凸凹を目立たなくする = 卵肌
マット仕上げ = 陶器肌
ツヤ肌仕上げ = 水光肌
どちらも化粧下地ですが、基本的な得意が違うのでどう仕上げたいかで使い分けると、
驚くような仕上がりになることがあります。
プライマーと下地選び方、こちらもぜひ参考にしてください。
1日を気分良く過ごすために大切な「ファンデーションの仕上がり」
自分好みの化粧下地を見つけてくださいね。
最近こういった記事をよく見かけますが、間違った認識を広めることにつながっていますね。
「プライマー」は英語で「下地」と言う意味です。正確にはFoundation Primer(ファンデーション・プライマー)と言います。
そもそも毛穴用に特化されたもののことを言っているのではありません。
『このコスメ、英語で言える?
〜海外でも化粧品を買ってみよう!〜』
というサイトなんかはわかりやすく説明されています。ちなみに化粧下地のことをメイクアップベースと言っても通じません。アジア向けにはそういう名称になっていることもあるようですが、最近はポールアンドジョーのように正確な英語の名称で出すようになってきたために、何か特別な機能を持つ新しい言葉だと思いこんでしまうのでしょう。
ベースもブライマーも同じものを指す言葉であるのにもかかわらず、日本の解釈としてその間違った認識のまま
毛穴に特化したものだけにプライマーという名称をつけるようになっただけかもしれませんが。
いずれにしても日本(もしかしたら韓国あたりも)だけで適用されている概念ですから海外では通じませんね。